神奈川県横浜市都筑区仲町台5丁目2−25
ハスミドミトリー001
2018年11月5日
病院の前のもみじに真っ赤な葉が生えてきました。もうダメなのかと少し思っていたのですが、復活してきているようで良かったです。
というのも夏頃に葉が枯れて?しまい、更にある日見てみると副院長がプチプチとほとんどの葉をむしってしまって、ほとんど枝だけの無惨な姿になってしまっていたからです。「プチプチして本当に大丈夫なの!?」と思わず聞いてしまいました。
このままキレイな赤い葉がたくさん生えると嬉しいですね。
2018年10月30日
明日はハロウィーンですね。都筑区内の各所でハロウィーンイベントが開催されているようです。当院の内装も少しハロウィーン仕様にしてみました。飾りつけって中々難しいですね。
今回はマダニについて書いてみようと思います。
ダニは、節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ門に属する動物のことを言うそうです。体長1mm以下のものが多く、全世界に2万種程いるそうです。悪いイメージが強いダニですが、実は人間にとって問題となるのはごく一部で、土壌の分解者であるなどして生態系に重要な役割を果たしているのだそうです。
2018年10月26日
横浜のタウンニュースで「無電柱化」の記事を最近読んだのですが、そういえば都筑区でも電柱がない所がありますね。言われてみないと中々気がつかないものですね。電柱を無くすことで景観の改善と、電柱倒壊での電力供給が途絶えるリスクの改善が可能なのだそうです。うちの動物病院の周りも無電柱化してもらいたいです。
今回は誤食について少し書かせて頂こうと思います。ご経験のある方も多いのではないかと思いますが、ワンちゃん猫ちゃんは時に予想しないような物を食べてしまうことがあります。いわゆる誤食(異物誤食)です。たまねぎ、チョコレート、ぶどう、トウモロコシの芯、梅干しの種、モモの種、焼き肉の骨、竹串、スーパーボール、洗濯バサミ、人形、ボタン、お金、アイスノン、肥料、農薬、電池、ビニール、紐、靴下などなど、私が相談を受けた物でパッと出るだけでもこれくらいあります。代診時代はほぼ毎日何かしら食べてしまったというご相談がありました。
そもそも誤食がなぜ怖いかというと、消化管閉塞、消化管穿孔、中毒などを引き起こし、場合によっては亡くなってしまうこともあるからです。
誤食をしてしまった場合は、なるべく早めにかかりつけの動物病院にご相談下さい。早ければ治療の選択肢も色々とありますし、重症になる前に問題が解決することも多いです。特にエチレングリコールを含んだアイスノンの場合は、症状が出た段階で、取り返しのつかない段階になっていることが多いので、様子を見ずに速やかに受診して下さい。あと慌てないようにもしてください。食べたかもしれない、食べたかどうかわからないということでご相談を頂くことがあるのですが、もう一度落ち着いてお部屋を探して頂くと、実は食べていませんでした、ということもあります。慌てずされど早めの行動をお願いします。
2018年10月22日
病院の受付に『Fish Save Cat 〜しょうゆ差しが猫の命を救う?〜』というご案内を置きました。
病気を隠す猫たちのために、さかな型のしょうゆ差しで猫の尿検査の重要さと腎臓病の早期発見を啓発するキャンペーンです。
2018年10月18日
病院内の掲示物が分かりにくいということで、副院長と看護師さんが頑張って掲示板を整理してくれました。センスのない私にはできないことで、とてもありがたいです。
今回は「麻酔前のごはん」について書かせて頂こうと思います。避妊去勢手術、デンタルケア等の予防をはじめ、わんちゃん猫ちゃんは全身麻酔をかける機会が比較的多いです。全身麻酔を安全に実施していくために、これまでも色々な研究がなされ発展してきました。
2018年10月18日
先日、里親さん募集中のあがりくんとわさびちゃんの去勢・避妊手術をしました。
当日の朝、いつもごはんを貰える時間に貰えず、何だか変だぞ…と落ち着かない様子でした。
お昼の時間に手術をし、無事に終了しました☺
あがりくんは手術後、直ぐにいつも通りに戻りましたが、わさびちゃんは何だかいつもより甘えん坊さんになっていました。
2人ともごはんもよく食べ、元気です!
先生からクッキーを貰って嬉しそうです。
あがりくんもわさびちゃんも遊ぶのが大好きですが、面白いことにあがりくんはいつも私の左足の靴紐で一人で遊びます。
わさびちゃんはおもちゃが大好きで、この前は買ってきたおもちゃを3秒で壊されてしまいました☹
遊ぶ時は猫ちゃんだけでなく、わんちゃんもおもちゃの誤食には十分注意してくださいね。
2018年10月15日
うちの動物病院の前の通りには街路樹があるのですが、涼しくなり葉が落ち始めています。毎朝せっせと落ち葉を集めているのですが、あら不思議、昼頃には元通りになっています(悲)。まあ仕方ないですね。落ち葉と言えば、小さい頃集めた落ち葉でたき火をして、親に焼き芋を作ってもらったのですが、自分も親になり、そういうことをしたいなと最近思います。
先日業者さんを院内に招いて、「ノミ・マダニ予防」に関してのセミナーを実施して頂きました。最近ノミ・マダニ予防の新薬が発売されましたので、そちらの宣伝も兼ねた物でした。
セミナーを聞いて、また普段の診療を振り返り、色々感じたことがありましたので、書いてみようと思います。最初はノミについてです(ちょっと気持ち悪いかもです)。
2018年10月13日
急に秋らしくなり、とても過ごしやすい季節になりました。色々なお店でハロウィンの装飾が見られるようになりました。近くの都筑区仲町台駅周辺では今月末、ハロウィンウォークラリーとイベントがあるようです。こういった企画があるのは素敵なことですね。
ところでワンちゃんは耳のトラブルが多いです。特に外耳炎が多いのですが、時々耳道の中に異物が詰まっているケースがあります。外耳炎が治りにくい原因として異物がつまっていることもあります。今回、耳道内異物で典型的なノギ(植物の種子)が詰まってしまったケースを紹介します。
このノギが詰まるケースは耳のトラブル全体を見ると実はあまり多くはないです。ただ違和感が強く、しきりに耳を掻いたり、頭をふったりし、飼主さんも心配になって連れて来られることが多いです。ワンちゃんの耳道はL字型をしているのですが、奥をよーく見てみると見つかることがあります。違和感が強いのでワンちゃんは耳を触られるのを嫌がり、またかなり奥の方に入っていることが多いので、無麻酔で摘出することが困難なケースが多いです。
上の写真は、全身麻酔下で、先の細い内視鏡(硬性鏡)を使って、耳道の中を観察している所です。わかりにくいですが奥に異物があります。
細い鉗子を使って、異物を摘出しました。右がノギです。摘出後のワンちゃんは違和感がかなり落ち着いたようで、楽そうにしていました。こんなに小さいのに中々のくせ者です。
2018年9月30日
近年、ワンちゃんの平均寿命が伸びてきました。小型犬では約14歳だそうです。これはワクチン接種やフィラリア予防などの予防意識の高まりが1つの要因と考えられています。そんな中、さらなる予防としてデンタルケアが注目されています。歯がきれいな子と汚い子では、寿命が1〜2年くらい違うというデータがあるようです。