神奈川県横浜市都筑区仲町台5丁目2−25
ハスミドミトリー001
2018年12月16日
12月は師走というだけあって、忘年会やら何やらで忙しいです。体重の増加が気になる今日この頃です。皆さんも飲み過ぎ、食べ過ぎにはお気をつけ下さい。
ワンちゃん猫ちゃん外耳炎になり、ご来院されるケースが多いです。今回は外耳炎の原因の1つであるミミダニについて書いてみようと思います。ミミダニ、ミミヒゼンダニ、耳疥癬といくつか呼び方がありますが、耳に寄生する寄生虫の1種です。子猫ちゃんに多い印象があります。症状は頭を振る、耳を痒がる、耳垢が貯まる等です。診断には耳垢の検査が必要なことが多いです。顕微鏡で観察してダニや卵が見つかります。見つからない時には試験的に治療をしてみることもあります。耳鏡・拡大鏡で耳の中を見ていると時々に耳の壁を歩いているミミダニさんと「こんにちわ」することもあります。
治りにくいケースもあるのですが、色々な駆虫薬がありますので、そちらを使用して治療していくことで、治ってくれることが多いです。
外耳炎は体質的に治りにくい子がどうしてもいるのですが、早めに治療を受けさせてあげると、早く治りやすいので、上記のような症状が見られましたら、かかりつけの先生にご相談下さい。
↑顕微鏡で検出したミミダニ