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《鍼灸、漢方》中獣医鍼灸師試験に合格しました

2018年10月7日

この度、国際中獣医学院の中獣医鍼灸師養成講座を1年間受講し、無事試験に合格しました。

中国に本校がある国際中獣医学院認定の中獣医鍼灸師となりました。

 

 

鍼灸は東洋医学と言われますが、中国の医学つまり中医学の手法の一つです。

中医学の基本的な体の考え方は西洋医学とは異なる部分が多く、陰陽・五臓六腑・経絡・経穴(ツボ)・気血津液などの言葉が出てきます。

日本の獣医大学では、解剖学・生理学・薬理学など西洋医学の勉強がメインとなり、中医学などの東洋医学はほとんど勉強しません。

診療で使う際には、鍼灸を行なっている先生のところで勉強したり、独自に勉強する必要があります。

私は独学で勉強しながら、人間の鍼灸師のところで実習・勉強したりしました。

しかしもっと知識と技術を向上させたいと思い、昨年より1年間かけて動物の鍼灸の講座を受講しました。

仕事をしながら育児をしながら途中で二人目の出産もあったり、バタバタしてあっという間の1年間でした。

今度は漢方の講座を約1年間受講しています。漢方使いたいけど飲めないという子に、新しい「塗る漢方」という漢方の外用薬も治療の一つとしてご提案していきたいと思います。

 

当院では、西洋医学メインの診療を行い、鍼灸漢方も適応になる場合にはあわせてご提案するスタイルをとっています。

例えば、椎間板ヘルニアの外科内科治療と並行しながら鍼灸漢方治療、悪性腫瘍の抗ガン剤治療と並行して鍼灸漢方治療などです。

簡単に言うと、西洋医学は病気やケガをやっつけたり治すもの、鍼灸漢方などの中医学は体質改善して病気を防いだり治すのを手助けするものです。

併用して治療を進めたほうがQOLの改善にも役立ちます。

もちろん鍼灸漢方のみの相談も承っております。

 

副院長 中西由佳梨