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《おしらせ・予防》マダニ・S F T Sについて 大切な予防

2025年8月24日

最近ニュースでもよく取り上げられるようになってきているのですが、皆さんはSFTSという病気をご存知でしょうか?

この病気は、わんちゃん、猫ちゃんだけでなく、人にも感染する病気で、致死率も10〜30%と高い病気とされています。今年度SFTS感染動物の治療に関わった獣医師が亡くなったという情報もあり、公衆衛生上ぜひ皆様に知っておいて欲しいので、当院のブログでも取り上げさせていただきました。

 

 

SFTSとは?

 SFTSは「重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome)」の略で、マダニが媒介

 するウイルス感染症です。

・日本では2012年に初めて報告がなされました。

・その後、西日本を中心に報告がなされていましたが、今年は神奈川県内で、また北海道でも発症の報告がなされました。

・60歳以上の高齢者の方の感染例が多く、人での致死率は25〜30%とされています。

・人だけでなく、わんちゃんも猫ちゃんも感染が報告されています。

近年、関東のマダニもSFTSのウイルスを持っていそうだという報告があり、近いうちに神奈川県内でも発生するのでは?と関連業者と話題になっていましたが。神奈川だけでなく北海道でも出てしまっており、日本全国どこでも感染するリスクがあるのかもしれません。まだまだ新しい病気なので、どのように対応していったら良いのか、わかっていない部分も多いのですが、定期的に情報をアップデートしていかないといけないなと思っております。少なくとも、まずは感染源であるマダニの予防が大切なのは間違いないと思われます。

 

SFTSの人と動物の症状

 人の場合

  • 発熱
  • 倦怠感
  • 下痢や嘔吐などの消化器症状
  • 血小板や白血球の減少、出血傾向

 犬や猫の場合

  • 元気がなくなる
  • 発熱、食欲不振
  • 嘔吐や下痢
  • 急速に悪化することも

動物がその後どうなったのか?という話を講習会で聞く機会があるのですが、正直あまり良い話は聞けていません。

 

感染経路は?

  1. マダニに刺されること(最も多い経路)
  2. 感染した動物の血液や体液に触れること

 つまり、ペットがマダニに噛まれると、動物自身が発症するだけでなく、飼い主さんにも感染のリスクがあります。

 実際に今年度、SFTSと診断された動物の治療にあたった獣医師が感染し、亡くなってしまったとの情報が出ています(6月13日NHK記事などより)。

我々も、決して他人事ではないと危機感を感じており、皆様にも、感染源であるマダニの予防にご協力頂きたいです。

※以前から実施していることですが、当院でホテルやトリミングなどをご利用いただく際には、必ずノミとマダニの予防を受けて頂いております。

※ノミやマダニの感染が疑われる際には、ご来院前に必ずご連絡を頂きますようお願いいたします。

 

感染源のマダニってどんな生き物?

  • 体長は数ミリ〜1センチほど
  • 草むらややぶに生息し、動物や人に寄生して吸血する機会を待っています
  • 一度吸血すると数日間は皮膚にしっかり噛みついたまま離れない
  • マダニは春から秋にかけて活動が活発になります

当院にもほぼ毎年マダニ感染の動物が来られます。立場上どこで感染してくるというのは明言できないのですが、お話を聞いてみると、県外の自然が多い有名観光地や、サービスエリア、横浜市内の区外の大きな公園で感染したとおっしゃっていました。

皆さんマダニ予防はされていらっしゃらなかったです。されている方では幸いご来院はありません。もちろんマダニ感染をした後も、皆元気に過ごしています。

(ノミは市販の予防薬をつけていても、効かないというケースは経験がありますので、新しい世代の動物用医薬品を推奨しております。)

「マダニがついてます」とはっきりとわかる方もいらっしゃるのですが、「何か出来物があるんですが」ということで来られるケースもあります。目が良い人だとよく見ると、皮膚にくっついている部分に足があるのがわかるかと思います。足がわしゃわしゃ動きます。噛まれている部分は赤くなります。

逆に「マダニがついてるー!」と来られて、これは出来物ですというケースもあります。

 

マダニの活動が活発になるのは、特に春と秋です。下の図を見ていただくとわかると思いますが、これから訪れる「秋」がとても増えるシーズンになりますので、是非予防をしてください。

 

予防方法

  • 草むらややぶに入るときは、長袖・長ズボン・帽子を着用
  • ペットには毎月のマダニ予防薬を使用(スポットタイプ、内服薬など)
  • 猫ちゃんの場合は外に出さない。出す時はリードを付けて飼い主さんの監視下で出す。
  • マダニに刺された場合は無理に取らず、医療機関・動物病院へ相談する

厚生労働省のサイトに公式な情報が載っておりますので、こちらもご参考になさってください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html