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《消化器》異物誤食(消化管閉塞、穿孔、中毒)

2018年10月26日

横浜のタウンニュースで「無電柱化」の記事を最近読んだのですが、そういえば都筑区でも電柱がない所がありますね。言われてみないと中々気がつかないものですね。電柱を無くすことで景観の改善と、電柱倒壊での電力供給が途絶えるリスクの改善が可能なのだそうです。うちの動物病院の周りも無電柱化してもらいたいです。

今回は誤食について少し書かせて頂こうと思います。ご経験のある方も多いのではないかと思いますが、ワンちゃん猫ちゃんは時に予想しないような物を食べてしまうことがあります。いわゆる誤食(異物誤食)です。たまねぎ、チョコレート、ぶどう、トウモロコシの芯、梅干しの種、モモの種、焼き肉の骨、竹串、スーパーボール、洗濯バサミ、人形、ボタン、お金、アイスノン、肥料、農薬、電池、ビニール、紐、靴下などなど、私が相談を受けた物でパッと出るだけでもこれくらいあります。代診時代はほぼ毎日何かしら食べてしまったというご相談がありました。

そもそも誤食がなぜ怖いかというと、消化管閉塞、消化管穿孔、中毒などを引き起こし、場合によっては亡くなってしまうこともあるからです。

誤食をしてしまった場合は、なるべく早めにかかりつけの動物病院にご相談下さい。早ければ治療の選択肢も色々とありますし、重症になる前に問題が解決することも多いです。特にエチレングリコールを含んだアイスノンの場合は、症状が出た段階で、取り返しのつかない段階になっていることが多いので、様子を見ずに速やかに受診して下さい。あと慌てないようにもしてください。食べたかもしれない、食べたかどうかわからないということでご相談を頂くことがあるのですが、もう一度落ち着いてお部屋を探して頂くと、実は食べていませんでした、ということもあります。慌てずされど早めの行動をお願いします。