神奈川県横浜市都筑区仲町台5丁目2−25
ハスミドミトリー001
2018年6月20日
こんにちは。
今日は「薬浴」についてお話しします。
この梅雨の時期あたりから、皮膚がかゆいなどの皮膚のトラブルが増えてきます。
病院に来た子たちの皮膚炎の診察は、まず今までの経過を詳しくきくことから始まります。
そのあと一般的な皮膚検査を行い、現時点でのかゆみの原因を探ります。
細菌や皮膚カビが感染してかゆい場合は、飲み薬を処方したり、場所によっては塗り薬を処方したりします。
そして原因の菌や皮膚状態にあわせて処方する薬用シャンプーを使った「薬浴」もおすすめしています。
皮膚炎が改善するまで数日に一回シャンプーをしていただきます。
飲み薬は体の内側から、薬用シャンプーは体の外側から、皮膚炎を治療していくことになります。
しかし毛の長い子や大きい子のおうちでの薬浴はとても大変です。
そういう場合は治療として病院で薬浴をおこないます。
5月末から皮膚炎の治療として、内服薬に加えて、薬浴に通ってもらっているキャバリアさんです。
最初は数日に一回おこない、その後二週間に一回で経過をみています。
シャンプーに慣れているようで、いつもおとなしく気持ちよさそうにシャンプーされています。
写真を撮られるのが上手でカメラを向けるとポーズを取ってくれます。
毛が長いのでドライヤーも時間がかかるのですが、ずっと上手に乾かされています。
カメラを向けるとこの笑顔。かわいいです( ^∀^)
今は、発毛促進と再発しないように薬浴と漢方サプリを頑張ってもらっています。
早く治るように一緒に頑張ってくれています。
副院長 中西 由佳梨