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《消化器》異物誤食(内視鏡・胃カメラ、腸閉塞・腸切開など)①

2022年2月3日

今回は異物誤食について書いてみようと思います。

異物つまり本来食べてはいけないもの誤って食べてしまうこと(異物誤食)は、わんちゃん・猫ちゃんを飼っていると比較的よく経験することです。特に若い内は好奇心が旺盛で、何でも口にしてしまいがちです。本当に「え?なんでこんなものを!?」というような物を食べてしまうことがあります。当院でもしょっちゅうこの異物誤食を経験します。例えば、小石や竹串、梅干しの種、おもちゃ、ヒモ、スーパーボール、肥料、ご家族が飲んでいる薬、洗剤、電池などなどです。

異物を誤食した際、それが大きな物だと腸閉塞を起こしたり、それが中毒物質だと胃腸を溶かしたり、発作を起こしたり、腎不全を引き起こしたり、様々な怖いことが起こり、場合によっては命を落としてしまうことや、後遺症が残ってしまうことがあり、心配なトラブルとなります。

異物を食べてしまった時の対処ですが、基本的には食べてしまったら、なるべく早めに適切な処置をとることが重要です。おもちゃや石、竹串など飲んだ直後、胃の中にあるだけだと特に症状は出ないことがほとんどです。症状が出るのは、おもちゃや石なら、胃の入口や出口あるいは腸に詰まってしまった。竹串なら胃を貫通したなどが起こった時となり、かなり重症で命に関わり緊急手術が必要となります。なので症状が出る前の元気な内に、除去することが重要となります。中毒性物質に関しても、例えば最近はほとんど見かけなくなりましたが、エチレングリコール(不凍液)を誤食した際には、数日後症状が出てからでは手遅れとなるので、飲んだらすぐに治療を開始することが望まれます。

おもちゃや石などを除去する方法には、「吐き気を催すお薬を投与」することで吐かせるという方法がまず挙げられます。それでも出ない時には全身麻酔をかけて胃カメラで除去するという方法があります。それでも出ないようなものの場合には胃を切って取り出すという方法が検討されます。

それぞれの処置にはメリットとデメリットがあるので、異物がどんなものであるかで、治療方針を検討する必要があります。場合によっては敢えて様子を見て、便から出てくるのを待った方が良いというケースもあります。そこで重要となるのが、本当に食べたか、丸飲みだったのか、小さくしてなのかとなります。これは飼い主さんにしかわからない(飼い主さんもわからないことも多々ありますが)ことなので、よーくよくご家族や部屋の中をご確認ください。レントゲン検査でわかるケースもありますが、基本的には金属や骨などの密度の高いものに限られてしまいます。

《眼科》チェリーアイ(第三眼瞼腺脱出・逸脱)

2021年5月7日

今年もゴールデンウィークが終わりました。冬に葉っぱが全て落ちてしまい、ダメになってしまったのかと心配していた紫陽花が、今年も綺麗な花を咲かせてくれようとしています。

 

今回は、チェリーアイ(第三眼瞼腺脱出・逸脱)について書いてみようと思います。

ワンちゃん、ネコちゃんの眼には人には無い構造物がいくつかあります。その1つが第三眼瞼(だいさんがんけん)もしくは瞬膜(しゅんまく)となります(第三眼瞼=瞬膜)。第三眼瞼つまり第3のまぶた、その名の通り3枚目のまぶたがワンちゃん、ネコちゃんを始め多くの動物に存在しています。その第三眼瞼の根元部分にある涙を分泌する第三眼瞼腺がひっくり返って出てくるのが、チェリーアイ(第三眼瞼腺脱出)というトラブルです。

↑左目の内側から出ている眼を覆う膜が第三眼瞼です。こちらは充血しています。

↑こちらは逆側の右目です。瞬膜腺がポコっと出ています。チェリーアイです。

チェリーアイは、ビーグル、アメリカン・コッカー・スパニエル、ブルドッグ、チワワなどの犬種に見られ、特に若いワンちゃんに多くみられます。先天的に第三眼瞼腺の固定が脆弱なことが原因の1つと考えられています。また年齢に関係なく目の炎症や外傷などによっても引き起こされることがあります。

症状としては、第三眼瞼腺が腫大し、第三眼瞼から飛び出して赤く腫れあがった状態になります。この結果、腫れあがった第三眼瞼腺が目を直接刺激することや、目の不快感でワンちゃん自身が目をこすったりするために涙が出たり、結膜炎や角膜炎を併発することがあります。多くの場合、目に何か出来物がある、目が腫れている等でご相談を受けます。

治療法はいくつかあります。点眼薬や内服薬の投与により、飛び出した第三眼瞼腺の炎症を軽減させる。大人しい子でしたら局所麻酔のみで反転した第三眼瞼腺の位置を戻すなどがありますが、再発しやすいです。再発をくり返す場合や、完治しない場合には外科手術によって固定・整復が検討されます。手術法は以前は切除が行われることもあったようですが、近年では第三眼瞼腺が涙の多くを産生している組織であり、切除することにより、ドライアイの原因となりうるということがわかったため、切除をせずに固定術を実施することがすすめられています。そのままにしておくことでもドライアイの発症リスクがあがるため、可能なら積極的な治療が検討されます。外科手術の場合は基本的には全身麻酔が必要となりますので、麻酔をかけられる状態なのかも含めてのご相談となります。担当の先生によって、色々なご意見があるかと思われますので、担当の先生と治療に関してよく相談してみてください。

↑チェリーアイになった子の第三眼瞼をめくった状態です

↑第三眼瞼を元の状態に戻して、固定した所で

※初診の方のお電話での詳しい相談はご遠慮願います。まずはかかりつけ医とご相談ください。それでもお困りでしたら診察を受けて頂き、直接お話をさせてください。

《消化器》腸重積

2021年4月4日

春ですね。ウチの病院の桜も満開となり、小さなお花見を楽しんでいます。

今日は「腸重積」というちょっと珍しい病気について書いてみようと思います。

腸重積とは、腸の一部が腸管内に入り込んでしまい抜けなくなった状態をいいます。治療には多くの場合手術が必要になるような重篤なトラブルです。

腸重積が発生する原因としては、異物、感染症(ウイルス、寄生虫など)、腫瘤などが挙げられます。ただこれらのトラブルがあるから必ずしもなるというわけでもなく、珍しい病気ではあります。運の要素も大きいのかもしれませんが、予防のためには異物の誤食を気をつける、ウイルス疾患の予防の為のワクチン接種や、特に若い時期は寄生虫が多いので駆虫の実施。胃腸のトラブルがあるようなら早めに治療を受けるといったことが考えられます。

症状は、嘔吐、下痢、元気消失、食欲不振、腹痛などが見られます。どんどんぐったりとしていき、ショック状態となり最終的には亡くなってしまいます。

急に何回も吐き始めて、ごはんを全然食べない。元気が無く動かない。お腹を丸めて痛そうにしている。水もほとんど飲めない。どんどん調子が悪くなっている。など飼い主さんからお話を受けることがあります。

診断にはまずは身体検査や問診を実施しますが、レントゲン検査(バリウムやガストログラフィンなどでの造影検査)、超音波検査などの画像診断が有用なケースが多いです。全身状態の把握や他の病気が無いかチェックをする為、血液検査や尿検査などが実施されるケースも多いかと思われます。

↑とてもわかりにくいですが、超音波検査での重積部の画像です。腸管はちくわみたいな管状の臓器で、重積するとちくわの中にちくわが入っているような画像となります(わかりにくい)。

治療は基本的には手術となります。重積により血行障害が起こり、腸管が壊死を起こしているケースも多く、部分的な腸管の切除が必要となるケースが多いです。

 

改めて腸重積は急に起こる重篤なトラブルとなります。担当の先生に「緊急手術が必要な状態です」と言われびっくりしてしまうかもしれません。昨日まで元気だったウチの子が何で?と思われるかもしれませんが、まれに前触れも無く起こってしまいます。どのようにしてあげるのが良いか、ご担当の先生とよくよくご相談して頂ければと思います。

(※下は手術の写真がありますので、苦手な方は見ないでください。)

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《予防・呼吸器》短頭種呼吸器症候群

2021年1月28日

寒くて乾燥した日が続いています。喉が弱いウチの家族にはツラい時期です。ということで?今回は呼吸器(鼻、喉、気管など)の病気を1つピックアップして書いてみようと思います。

皆さんは短頭種という言葉をご存知でしょうか?フレンチ・ブルドッグ、イングリッシュ・ブルドッグ、パグ、ボストンテリア、シーズーといった鼻ペチャの犬種のことを言います。鼻ペチャで愛嬌のある短頭種ですが、覚えておいて頂きたい病気があります。それが「短頭種呼吸器症候群」です。

短頭種呼吸器症候群は、短頭種特有の頭周りの構造が原因で起こってしまう呼吸器のトラブルです。外鼻孔狭窄(鼻の穴が狭い)、軟口蓋過長(喉周りの鼻と口を分ける部分が異常に長い)、気管低形成(気管が細い)、気管虚脱(本来硬くなければならない気管が軟らかくなり変形してしまう)他、様々なトラブルが複雑に絡み合って起こる病気です。

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《予防・呼吸器》膿胸、ネコちゃんのお出かけにはご注意

2020年12月11日

12月に入り今年もあと少しですね。鬼滅の刃ブームで、妻と子供達もハマり一緒に見ました。最近は私も感化されてこっそり全集中の呼吸(ホントは腹式呼吸)を練習しています。

今日は、あまり多くはないのですがネコちゃんの膿胸について書いてみようと思います。膿胸とは胸の中に膿が溜まってしまう病気です。多くの原因は外傷、ケンカとされています。お外で過ごすネコちゃんは怪我をして病院に来られることが多いのですが、まれにバイ菌が胸の中まで入ってしまい膿胸を発症してしまうケースがあります。

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《鍼灸・漢方》鍼治療⑦頸部痛のチワワさん

2020年10月3日

今回は2020年1月から鍼治療を受けている頸部痛のチワワさん(11歳)のご紹介です。

年末から体の痛みで元気がなく、鎮痛剤を服用していました。

 

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《鍼灸・漢方》鍼治療⑥ミックス(チワワ&シーズー)犬さん

2020年7月13日

今日は2019年1月から膝の痛みで鍼治療を受けているチワワとシーズーのミックス犬(当時8歳)のご紹介です。

1年前から歩くのが遅く同居犬と遊ばなくなり、歩行の仕方もおかしくなった為かかりつけ動物病院を受診したところ、膝蓋骨脱臼という診断でした。

痛み止めやサプリメントも使っていましたが痛みも強くなってきた為鍼治療の相談で来院されました。

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《鍼灸・漢方》鍼治療⑤ミニチュアダックスフントさん

2020年5月25日

左前肢のびっこと頭が下がって元気がなかったミニチュアダックスフントさん(12歳)の紹介です。

初診来院時の3週間ほど前から前述の症状があり、抱っこの仕方によってキャンと痛がり、かかりつけ病院にて検査と痛み止めを飲ませていたのですが改善しないとのことで鍼治療のご相談で来院されました。

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《鍼灸・漢方》鍼治療④黒トイプードルさん

2020年5月7日

今日は2019年4月から鍼治療と漢方を続けている黒トイプードルさん(当時9歳)の症状のご紹介です。

当院の初診時は体が痛く、全身カチコチ状態でした。

かかりつけ病院にて痛み止めを処方され飲んでいる間は良いのですが、薬を止めると体の痛みがまたでてきました。

他に方法はないかと、鍼治療・漢方の相談で来院されました。

 

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《予防》しつけは若いうちが大切

2019年9月10日

わんちゃんのしつけについてのご相談よくがありますので、参考になりそうなお話を、当院にしつけ相談会で来られているドッグトレーナーの遠藤エマさんのブログ( http://happydoglife.jugem.jp/?cid=28)から抜粋させて頂きました。よろしければご参考になさってみてください。

 

子犬を迎えられて、これから

『かわいくてよい子に育てていきたい』

『一緒に旅行やカフェなど、色々なところに出かけたい』

『他の人やワンちゃんに対して、吠えたり、噛んだりしないようにしたい』

『みんなに可愛がられる子になって欲しい』

『しつけをして迷惑をかけないようにしたい』

『子犬と信頼し合える関係をつくりたい』

などいろんな想いをお持ちだと思います

上記の願いを叶えるには、

生後5ヶ月以下の子犬の時期が大切!!

なぜ 子犬の時期が大切 なのか!?

子犬は生まれた時は赤いグラフの好奇心がとっても旺盛です

でも、生後3ヶ月過ぎると、青いグラフの警戒心があがってきます

4か月・・5ヶ月・・6か月・・

警戒心はどんどん高くなり

6ヶ月以降になると好奇心よりも

警戒心の方が圧倒的に高くなってしまいます

警戒心が高くなってから

知らない人や、ワンちゃんに会うと

近づいてみよう・・という好奇心よりも

怖い、気持ちが先にあらわれ

吠えるということに繋がりやすくなります

また

生後6か月以降は思春期(反抗期)に入ります

自分の意思表示を、噛む!という行動で

はっきりあらわしてくる時期です

遊んで構って欲しい

という甘がみではなく

怒って噛むような

本気噛みが徐々にあらわれてきます

ですので、そうなる前に

生後5ヶ月までに

2つのことをはじめることが大切!!

それが

1.社会化

2.しつけの基本

です。

 

1.社会化

社会化というのは主に

(1)人間社会のあらゆるものに慣れること

☆まずは毎日お散歩に出掛けること

ワクチン接種が完了していない子犬は

抱っこでお散歩に行きましょう

首輪、または胴輪を装着の上

リードをつけて、これから散歩コースになる場所を

予習するように、出来れば毎日散策しましょう

そして、出来れば

飼主さん以外の方と楽しく触れ合う経験も大切!

今後、子犬が生活していく上で

・病院での診察時、去勢、避妊手術等の入院時
・トリミングサロンでカットしてもらう時
・ホテルに預ける時

・お散歩中や宅配などの来客時
・旅行やカフェなど出掛けた時

飼主さん以外の方に触れられることが

あると思います

その時に、吠えたり噛んだりしない為には

子犬の時期から飼主さん以外の方に

・遊んでもらう
・おやつをもらう
・なでてもらう

など、楽しい触れ合いの経験が大切です

その為に、動物病院さんでパピー教室を開いています

特に獣医さんや看護師さんに

慣れること、大好きになることって

とっても大切(^^)

ワンちゃんの健康を維持するために

診察はかかせないものですので

病院や獣医さん、看護士さんが大好きになれば

診察時に、怖がって震えたり、噛んだり、唸ったり

極度の恐怖心を和らげることができます

パピー教室やパピーパーティーなどで

他の飼主さんと楽しい経験をすることにより

知らない人に対する社会性を育てることが出来ます

そうなると、将来知らない人を怖がって吠えたり

噛みつくということを予防出来ますので

一緒に出掛ける場所も増え

ワンちゃんにかかるストレスも軽減することが出来ます

 

(2)犬同士のコミュニケーションを学ぶこと

子犬がこれから出会うワンちゃんと

上手に会話できるようになるには

ワンちゃん同士でコミュニケーションの仕方を学ぶことが大切です

これは、ドッグトレーナーも、飼主さんも教えることが出来ず

ワンちゃんからしか学ぶことができません

ですので、出来れば

子犬の時期から子犬同士で

楽しい触れ合いの経験を積み重ねることが大切です

私たち人間は20年かけて成人になりますが

子犬は1~2年でほぼ成犬になります

子犬の1ヶ月=人間の1~2年に相当するので

子犬を迎え入れたらすぐに

1.社会化

(1)人間社会のあらゆるものに慣れること

(2)犬同士のコミュニケーションを学ぶこと

に取り組むのがおススメです

そして、子犬の時期に大切なのが

 

2.しつけの基本

です

しつけというのは

オスワリやマッテ、お手を教える

ということではなく

トイレの教え方や甘噛みの対応方法など

困った問題をどうすれば

子犬達が理解できるのか

飼主さんがその方法を学ぶことです

一方的に何かを教えようとすると

するのではなく、

子犬の気持ちを理解しつつ

子犬がわかるように導いてあげること

それが飼主さんと子犬が

これから築いていく関係の基盤としてとても大切です

特に

健康を維持するために大切な

・足拭き
・耳掃除
・ブラッシング
・目ヤニ拭き
・歯磨き

日常のケアを子犬達が

快く受け入れてくれる方法を知ることが大切

愛犬と仲良く楽しく

そして、健やかに育っていくために

子犬を迎え入れたら

是非、動物病院等で行われる

パピー教室に参加してみて下さい(^^)

 

 

パピー教室の詳細に関しましては遠藤エマさんのブログをご参考下さい。

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